タイムコーディネート手帳で体を酷使することなくやりたいことに取り組めるように vol.67

睡眠時間を削って、どうにかやりたいことに取り組む時間を捻出していた須川みみさん。タイムコーディネート手帳を使い始めてからは、体を酷使することなく、やりたいことに取り組むスピードが加速したそう。やりたいことに無理なく取り組めるようになったコツを伺いました。

※本記事は2024年8月28日にお送りしたInstagramライブ配信「私の時間と手帳の付き合い方」でのインタビュー内容を再編集したものです。

須川 みみ さん
ヴィーナスビジョン・コーチ

製薬会社の営業を経て、薬剤師に転身。その後、15年で延べ約8万人の方に寄り添う。

プライベートでは、5年前に2人の子どもを連れて離婚し、その後理想の男性と出逢って3ヶ月で子連れ再婚。さらに、不動産オーナー、マイホーム購入など夢を実現していき、パートナーの協力を得て、心も外見も満たされ、子どもの成長も実感できている。

多くの患者さんとの関わりや、自身の経験を通して、自分の心・マインドに向き合い、自分を変えていくと幸せになることに気づく。脳科学の学びも深め、現在は「子育て」「キャリア」「パートナー」「健康・美容」この4つの柱で女性の理想を叶えるコーチングメソッドを提供している。

▼Instagram
https://www.instagram.com/mimi.sugawa

目次

詰め込み癖がなくなり睡眠時間が2倍に

あまの ゆうこ(以下、あまの):タイムコーディネート手帳はいつからお使いですか?

須川 みみ さん(以下、須川):2023年から使っています。それまでも似た手帳は使っていたものの、自分のやりたいことは睡眠時間を削ったり、隙間時間を見つけて無理やり詰め込んだりしていました。けれども、自分がどんどん疲弊していることに気づいたんです。

タイムコーディネート手帳は『5つの「私」役割シート』や『VISION逆算シート』で自分の軸をもつことができる点が気に入っています。タイムコーディネート手帳を使いはじめてから、人生を変える大きな変化がいくつもありました。今、心の充実感はこれまでで一番あるように感じています。

あまの:タイムコーディネート手帳のワークを通して自分の軸をもてるようになったことで、それまでの詰め込み癖がなくなったのでしょうか。

須川:『5つの「私」役割シート』で実際に自分がどんな24時間を過ごしているかを書くと、自分が時間を使いたいところに全然使えていないことを実感しました。さらに、『VISION逆算シート』で自分の人生を俯瞰し、ありたい未来を考えたときに、もう少し自分らしい人生を送りたいと思ったんです。

未来に視点を置くようになって、今やることと、未来に充実させたいこととを明確化できました。特に子育て中の人はライフステージによって時間の使い方が大きく変わると思います。やりたいことを長期的に考えるようになったことで、詰め込み癖が自然となくなったように感じます。

あまの:睡眠時間はどれくらい変化したんですか。

須川:以前は、睡眠時間が3時間だった時期もありました。それが今は6〜7時間は取れています。当時は無意識に自分の体に鞭打っていたんだと思います。今は優先度がしっかりしてきたし、私がやらなくてもいいことを手放すこともできるようになりました。

『5つの「私」役割シート』でありたい姿を言語化する

あまの:『5つの「私」役割シート』の役割はどんな書き方をされているのですか?

須川:「本音で生きる、ありたい私」「心に正直にキャリアを突き進める私」「子どもの意欲を高める私」「旦那さんに甘えている私」「暮らしを心地よくする私」の5つです。

抽象的ではありますが、以前より感情や心にフォーカスした書き方をするようになりました。

役割の書き方も自分の心地よさを意識する

あまの:役割を担う上での理想のありたい姿が明確に書かれていて、いいですね。それぞれのありたい姿に近づくために、現在・理想・3年後に何をしているのか、するのかを書き出す流れがわかりやすいです。

須川:タイムコーディネート手帳を使うようになって、これまでいかに周りの価値観や評価を気にしていたかに気づくことができました。自分の本音を引き出したり、深掘りしたりがようやくできるようになってきたように思います。自分のありたい姿が明確になったからこそ、人生における大きな決断ができるようになりました。

タイムコーディネート手帳を使い続けられる理由

あまの:タムコーディネート手帳はシンプルな作りです。選び抜かれたワークが3つあるだけ。けれども、不思議なことに同じワークを毎年やると、どんどん自分への理解も深くなっていきますよね。

須川:本当にその通りだと思います。以前使っていたワークがたくさんある手帳は、書けない日が続くと自己嫌悪に陥っていました。今は、後から修正・加筆すればいいと思えるようになりました。

あまの:タイムコーディネート手帳考案者の吉武麻子さんも「完璧に書こうとしなくていいから、書けるときに書いて」とよくおっしゃいますよね。

須川:完璧を求めないことが、心地よく手帳を使い続けられている理由だと思います。

子どもとの距離感も自分にとって心地よいものに

あまの:実際にタイムコーディネート手帳を使うようになって感じるご自身の変化はありますか?

須川:昨年は私が資格取得のために勉強をしていました。ちょうど子どもの夏休み期間中に勉強をしていたので、子どもも巻き込んで予定を組むことを意識するようになりました。

来年の夏休み期間中の仕事をどうするかもすでに考えているんです。

あまの:いかに一人の時間を確保するかではなく、子どもと一緒に過ごすことを前提でスケジュールを組むのですか?

須川:もちろん一人で集中して取り組みたいこともあります。けれども、子どもと離れて過ごすことに罪悪感を持ってしまう自分がいたんです。だったら、一緒に過ごしながら、お互いがやりたいことをするにはどうしたらいいか? を考えた方がいいと思うようになりました。

たとえば、親が一緒じゃないとなかなかやらない夏休みの宿題は、カフェやファミレスに一緒に行って、子どもと楽しみながらお互いのやるべきことを進めるようにしています。子どもも一緒に過ごせることを喜んでくれています。

あまの:子どもと一緒じゃない方がラクだし、一人の方が集中できるから心地よい時間だと一般的には思われるかもしれません。ただ、タイムコーディネート手帳を使うと、一般的によいと思われることと、自分がよいと思うことが違っても自分が心地よく感じる方を選べるようになりますよね。

須川:子どもと一緒にいるときはこれ、一人で過ごすとこにはこれ、と、その時々で心地よく過ごせるように、やることを自分の軸で選び取れるようになりました。

緊急じゃないことに人生の幸せが眠っている

あまの:タイムコーディネート手帳はどんな方におすすめですか?

須川:やりたいことがたくさんあるけれど、なかなか実行に移せない方に特におすすめです。時間管理のマトリクスでいうところの「緊急ではないけれど重要なこと」に人生の幸せが多く眠っていると私は思っています。なので、そこにフォーカスして過ごしていくことが心地よい人生を送ることにつながると思います。

日々忙しくされている方はぜひ『VISION逆算シート』に取り組んでほしいです。目の前にあるたくさんのタスクには、今やらなくてもよいことが結構あると気づき、心が軽くなるのではないでしょうか。ゆとりが生まれることで、自分のやりたいことに取り組むスピードがきっとどんどん加速していくはずです。

▼脳科学の知見も取り入れたコーチングに興味のある方はぜひこちらをチェックしてみてくださいね。

須川みみさん Instagram
https://www.instagram.com/mimi.sugawa

インタビュアー:あまの ゆうこ
編集:はせべ あつこ

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