家族の時間を大切にした働き方を実現させる方法

「家族との時間を大切にしたい」
そう思う方は多いのではないでしょうか。

一方で、仕事もやりがいや責任が増え、時間の使い方に悩まれる方も多いのです。

今回はそんな「仕事も頑張りたいけれど、家族の時間を大切にしたい」という方に向けて、仕事をしながら家族との時間を大切にできる方法についてお伝えします。

目次

「家族の時間を大切にする」とはどういうこと?

家族の時間を大切にするといっても、その定義は人それぞれ違います。

・家族との時間をできるだけ長く取りたい
・休日は仕事を完全オフにしたい
・仕事は業務時間内に終わらせて、家族時間に仕事を持ち込まないようにしたい
・子どもの勉強をしっかりとみてあげたい

「家族との時間を大切にしたい」という方のお話をじっくりと伺ってみると、みなさんが話してくださることは少しずつ違うのです。

自分が何を求めているかが明確でなければ、求めているものに辿り着くことは難しくなります。あなたにとって、何ができていれば、「家族との時間を大切にしている」と言えますか。まずはそこから考えていきましょう。

「家族との時間を大切にする」-吉武の場合ー

私にとって「家族との時間を大切にする」というのは、夫や子どもたちとコミュニケーションを取る時間を確保する、ということです。

私は仕事が好きなので、仕事時間を9時から17時までしっかりと確保しています。けれど、子どもたちが帰ってきたら、それ以降の時間は家族との時間です。気持ちを切り替えて、家族とのコミュニケーションを大事にします。

具体的に、どのような工夫をしているのか。わが家で取り入れていることを2つご紹介します。

お風呂コミュニケーション

わが家の子どもは5歳と7歳です。最近は、子どもたちだけでお風呂に入れるようになりました。けれど、私が一人一人と密に関わる時間を持ちたくて、5歳の娘と私が入る日、7歳の娘と私が入る日、娘たち同士で入る日と、3パターンをルーティーンで回しています。

私と子どもたち3人、またパパも含めて4人で話すことはあっても、一人一人とはなかなかコミュニケーションを取る機会がないので、お風呂の時間がとても有意義な時間になっています。

今日楽しかったことトーク

これは何年も続けていることですが、食事中や寝る前に家族4人で「今日楽しかったこと」を一人一人発表しています。

これをやると、みんなの気持ちが明るくなるのです。たまにネガティブなことがポロっと出てくるときもあります。そんなときには、ネガティブなこともみんなで受け止めて、誰かが自然と励ましの言葉をかけます。

「5歳でもそんな声かけができるのか」と驚かされることもあります。子どもの可能性は本当に無限なのだと感じます。

このように、私は限られた時間でも密にコミュニケーションを取るように心がけ、「家族の時間を大切にする」を実現しています。

あなたにとっての「家族の時間を大切にする」の定義は何ですか。

家族で定義を共有するから実現する

「家族との時間を大切にする」を定義付けができたら、ぜひそれをご家族にも共有してください。家族であっても、人それぞれ定義が違うはずです。だからこそ、どう考えているのかを共有することが大切です。

どんな家族時間を過ごしたいのかをご家族で話し合ってみましょう。そして、家族みんなにとって心地よい「家族時間」をつくってほしいのです。

わが家でやっている「今日の楽しかったことトーク」は、私の提案で始まりました。

家族に「みんなが今日どんなことをして過ごしたのか、どんなことを楽しく感じたのかを知りたいから教えて!家族4人で過ごせていない時間のこともママは知りたいなぁ。ママがどんなことをして過ごしたかもみんなに知ってほしい!」そう言ってスタートしました。

このスタンスを共有して、家族も賛同してくれたからこそ、「会話を大事にしたい」「家族みんなで過ごす時間を大切にしたい」というわが家にとっての時間の使い方の軸ができたのです。

家族で理想の時間の使い方を共有することは、お互いの価値観を理解し合うことにもなります。家族との時間を大切にするために、どんな時間の使い方を望んでいるのかをご家族で話し合ってみてくださいね。

「働き方を変えたら家族の時間を持てる」は必ずしもそうではない

「家族の時間を大切にしたいから働き方を変えたい」という声をよく耳にします。また、「家族の時間を大切にしたくて起業したのに、思ったように家族の時間を持てない」というご相談もお受けします。

「働き方を変えたら家族との時間を持てる」そう思っている方が多いのですが、これは必ずしもそうではありません。

組織の中で働く場合、数ある業務を複数の人で分担します。一方、フリーランスや起業という働き方はどうでしょうか。決定権は自分にあるので、自由な時間が増えるように思われるかもしれません。けれど、全ての業務をまずは一人でやることになります。事業が軌道に乗るまでは、時間がいくらあっても足りないのが現実です。

私が会社員だった頃は、24時間365日仕事に追われていました。そして、起業してからの最初の2年も、会社員と形は違えど、一生懸命、脇目も振らずに仕事に打ち込みました。早く事業を軌道に乗せて、そのあとは家族との時間を持てるようにするために、自分で決めて頑張った2年間です。

目指すビジネス規模にもよるので、最初から家族の時間を多く持ちながら、自分が好きな仕事をしていくこともできます。

ただ、事業規模を大きくしながら、家族の時間を大切にしている方を見ていると、最初から余裕のあるワークライフバランスだったわけではありませんでした。最初に集中して労力と時間をかけたからこそ今があるのです。

「働き方を変えたら家族の時間を持てる」というのは、時期によっては必ずしもそうではありません。最初に覚悟をもって行動すると、心の余裕をもって家族の時間を大切にできる未来が待っていることは事実です。

「家族との時間を大切にしたい」という願いをどう叶えるのか、長期的な視点で考えてみてください。そうすれば、今は自分がどのような働き方をすれば、願いを叶えやすくなるかも見えてくるはずです。

「今」という一瞬ではなく、どんな未来を生きていたいかを描きながら、働き方・時間の使い方を決めていきましょう。

まとめ:「家族との時間を大切にする」を定義することからはじめよう!

今回は、「仕事をしながら家族との時間を大切にする方法」についてお伝えしました。

まずは、「家族の時間を大切にする」という自分の定義を明確にしましょう。そして、その定義を家族にもぜひ共有してください。

働き方を変えれば家族の時間が持てるわけではありません。曖昧だった自分の定義を明確にすると、必要なものが見えてきます。それはもしかすると、働き方を変えなくても手に入れられるものかもしれません。

自分も家族も年齢を重ねていきます。気付いたときには、子どもたちは家族よりも友達と過ごす時間が大切な年齢になっていたり、親である私たちは活発に動けなくなる年齢になっていたり・・・・・・ということもあるでしょう。どんな未来を生きていたいかを描くときには、家族の年齢も併せて書きながら描いてみるといいですね。

未来予想図を描くものとして、タイムコーディネート手帳を使ってくださっている方も多くいらっしゃいます。

「家族との時間を大切にしたい」という漠然とした状態から、どんな家族時間をもちたいのか、どんな未来を生きたいのか、を具体化してみてください。

文:吉武 麻子
編集:宮尾 多希

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