タイムコーディネート手帳は願望を叶える方法がわかる手帳 vol.24

タイムコーディネート手帳ユーザーで公認心理師・マスタータイムコーディネーターのよしざわさゆりさんに手帳を使ってみての感想やご自身の変化を伺いました。

よしざわ さゆりさん

公認心理師・マスタータイムコーディネーター

システムエンジニア時代に休職を経験。臨床心理士との出会いにより一念発起して産業カウンセラーの資格を取得。

カウンセラーとして活動しようとした矢先、原因不明の病で寝たきりの生活となる。入院生活は4か月にも及んだ。腹水が溜まり自力でトイレに行くこともできない闘病生活の中で、「こんな自分でも愛されているんだ」と実感した。奇跡的に回復し、出身大学の学生相談室カウンセラーを経て公認心理師を取得。

現在は開業カウンセラーとして、生きづらさを抱えた人やその家族への心理支援、小規模ビジネスへのシステムサポート、タイムコーディネート術の普及などを行っている。

Mail counselor.yoshizawa@gmail.com

目次

家庭・仕事・私に満足していることを”日常”にしたい

ーータイムコーディネート手帳を使って叶えたい未来は何でしたか?

タイムコーディネート手帳が発売された時はちょうど、副業の規模が大きくなってきたころでした。

・スクールカウンセラーの経験を活かした【自己肯定感をはぐくむ⻑期プログラム】の開講
・システム開発経験を活かした【カウンセリング記録をチームで共有するオンラインシステム】の開発

この大きな2つの枝が伸び、「これまでの経験を存分に活かした、最も私らしい生き方・働き方」が見えつつある時期でした。

とはいえ、安定したサラリーマンという立場を手放すにはまだ不安もありました。「家庭・仕事・私に満足していることを”日常”にしたい。1年後には、自分の歩みに自信を持ち、仲間の横で胸を張れる自分になっていたい。」という想いで、手帳を使い始めました。

本当にこれでいいの?と自問自答するきっかけに

ーー叶えたい未来のためにタイムコーディネート手帳をどのように使いましたか?

まずは、家族の予定を2年分書き込みました。誕生日等のイベントだけでなく、小学校の入学式や⻑期休暇の時期も調査。今後の流れを把握しました。自分は仕事人間だと思っていたけれど、実は家庭が一番大事なんだと気づくきっかけになりました。

マンスリーでは仕事とプライベートの日を色分けしました。すると、完全なファミリーデーは月に3〜4日だけということが発覚…!「本当にこれでいいの…?」と自問自答するきっかけになりました。

また、『3カ月プロジェクトシート』で受験勉強の計画を立て、国家資格にも一発合格できました。

「お気に入り」を集めて過ごす穏やかな時間

ーーあなたにとって心地よい時間はどんな時間だとわかりましたか?

天職だと思える仕事をしているので、つい働きすぎてしまいますが、家族と過ごす平穏な休日が心地よいことを再認識しました。

家族との時間の中でも、私は特に夫との対話を重視しています。独立ではなく、夫婦で起業したいと思ったのも「一緒に居る時間を増やしたい」からです。

一番心地よい一週間は、お互いに在宅ワークをしながら合間に家事をして、一緒にランチを取る。子どもたちが帰宅したらまったりとしたファミリータイム。週末は父の畑で子どもたちを遊ばせながら薪ストーブで焼いたおにぎりを食べる。そんな普通の日常です。

今の自分には無い「なりたい状態」を目指すのではなく、「今までのお気に入りを全部集める」という視点が私にとっての答えだと感じます。

「名前のない仕事」や「私の予定」も先約として扱う

ーータイムコーディネート手帳を使う中でどんな変化がありましたか?

一番大きな変化は、断る勇気を持てるようになったことです。

「勇気を出して相談してくれた想いに応えたい」「私が調整できることならできるだけ相手に合わせたい」と思い、飛び入りの依頼や避けたい時間の要望もできるだけ受け入れていました。調整できたことを「成果」とすら思っていました。

でも、カウンセリングルームを整えたり、記録をつけたりすることを仕事としてカウントせず、相手の都合に振り回されながら働いていました。そのせいで子供を急かしたり、美容室や通院といったセルフケアの時間を先延ばししたりしていました。

「名前のない仕事」や「私の予定」もきちんと【先約】として扱うように。そうしたことで、余裕が生まれて本当に大事にしたい人を優先できるようになりました。

つまづきや苦しさは時間の使い方に改善の余地があるということ

ーータイムコーディネート⼿帳を使っていなかったらどうなっていましたか?

タイムコーディネート手帳を使っていなかったら「求められたら応じる=うまく調整できている」という思考のままだったと思います。

キャパオーバーの仕事に疲弊し、不本意な結果に終わる。それを自分の能力不足・素質不足だと判断していたと思います。「悔しいけど、自分の限界を認めて諦めるしかない」と自己否定に陥って、あれもこれも辞めていたと思います。

タイムコーディネートメソッドで捉えてみれば、つまづきや苦しさは時間の使い方に改善の余地があるということです。今は一進一退の日々。それでも「私にとって望ましい道順で進んでいる最中だ」と思えています。

タイムコーディネート⼿帳は仕事を頑張りながら家族や自分も大事にしたい人にオススメ!

ーータイムコーディネート⼿帳をどんな方にオススメしたいですか?

・人の役に立ちたい人
・仕事を頑張りながら家族や自分を大事にしたい人
・自分の時間を持ちたい人
・目標に向かって前進したい人

吉武麻子よりワンポイントメッセージ

「旦那さんが大好きで、ずっと一緒にいたいんです」そう話すさゆりさんの表情が本当に幸せそうで私はグッときました。

自分が自分を軽んじることで、自分が本当に大事にしたい人に迷惑をかけているかもしれないと気づいたというさゆりさん。

家族みんなで過ごす温かな時間を大切にしながら夢に向かうさゆりさんを応援しています!

さゆりさん、素敵なお話をありがとうございました。

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