タイムコーディネート手帳ユーザーで照明プランナーの吉澤麻由香さんに手帳を使ってみての感想やご自身の変化を伺いました。
吉澤 麻由香さん
照明プランナー
大学にて照明工学・照明デザインを学び、在学中に照明器具メーカーの夜間スクールにも通学。大学卒業後は、百貨店や専門店の照明計画・建築現場での設計監理に携わる。
退職後、大手内装会社勤務を経て照明器具メーカーに入社。住宅照明設計業務に携わり、年間1,000件以上のプランを作成。理想の暮らしに寄り添った光のデザインで、空間の価値を最大限に引き出し、人生を豊かにする空間作りを大切にしている。
2020年4月に独立。住宅・別荘・モデルハウス等の照明計画提案や、施主・法人向けのセミナー講師としても活動中。
Instagram https://www.instagram.com/ma.yoshizawa/
「もっと仕事がしたい!」という思いの強さに気づく
ーータイムコーディネート手帳を使って叶えたい未来は何でしたか?
(購入時)
子どもがいない時間で妥協のない働き方をする。そして、学校から帰ってきたときには気持ちよく「おかえり!」と言ってあげられる未来を実現したいと思っていました。
(今)
手帳購入当初よりも自分の「もっと仕事がしたい!」という思いが強いことに気づきました。今は私自身の「やりたい!」の気持ちも尊重しながら、メリハリをつけて子どもと関わりたい。そして、自分のための時間をもっとつくりたいと思っています。
「今やらなきゃ」を「未来のためにやりたい」に変換する
ーー叶えたい未来のためにタイムコーディネート手帳をどのように使いましたか?
目の前のことに追われすぎないように、自分自身を俯瞰して見るためのツールとして使っていました。この半年間で逆算する力を身につけられてきている気がします。
『VISION逆算シート』、『3カ月プロジェクトシート』で気持ちをワクワクさせてから、バーチカルに今できることを落とし込むようにしていました。
「今やらなきゃ」→「未来のためにやりたい」に変換するツールとしても、『VISION逆算シート』と『3カ月プロジェクトシート』は本当に頼りにしていました!
やりたいことのために時間をきちんと確保する
ーーあなたにとって心地よい時間はどんな時間だとわかりましたか?
(仕事)
・やりたい仕事のために必要な仕事に時間を費やせている。
・自分との打ち合わせ時間がきちんと取れている。
(家族)
・子どもと向き合う時間(⻑さではなく密度)がとれている。
・ごはんづくりは手放したくない家事なので、ごはんを気持ちよく作ってあげられる時間がある。
(個人)
・土日も家事の時間も頭の中では仕事のことを考えてしまうので、考えることを完全にストップする時間を確保できている。
・住まい、インテリアを整える時間がある。
バッファや自分自身との打ち合わせ時間も堂々と手帳に書き込む
ーータイムコーディネート手帳を使う中でどんな変化がありましたか?
タイムコーディネート手帳を使い始める前は、正直今日やろうと思っている仕事が使える時間内に収まるのかどうかも把握できていない状態でした(笑)そしてバッファは動いていない時間=サボりという感覚がありました。それゆえに、堂々と手帳に書き込むことにも罪悪感がありました。
けれど、今はどの仕事にどれくらいの時間がかかるのか、を随分と把握できるように。予定も立てやすくなりました。また、バッファ時間や自分自身との進捗打ち合わせも、叶えたい未来に進むための必要な時間として堂々と書き込めるようになりました。
図面の納品や発信など、わかりやすい業務以外の部分も、事業を進めていくうえで大事な仕事、大事な時間。そう捉えられるようになったことが、とても大きな変化だったと思います。
未来のための時間を確保するために手放す決意ができるように
ーータイムコーディネート⼿帳を使っていなかったらどうなっていましたか?
やりたいと思っていることもビジョンに辿り着くための道筋を描けず、やりたいことはあるのにどうしたらよいかわからずもがいていたと思います。
道筋を描けないので、収入を安定させるために続けていた仕事をきっとまだ続けていただろうな、と。未来のための時間を確保するために手放す決意もできなかったと思います。
⻑期的な目線で毎日を過ごしていくことができず、気持ちも疲弊していたかもしれません。
タイムコーディネート⼿帳は「こんな未来を叶えたい!」と思って動いている人にオススメ!
ーータイムコーディネート⼿帳をどんな方にオススメしたいですか?
「こんな未来を叶えたい!」と思って動かれている方におすすめしたいです。
今まで手帳は、直近のタスクの確認や過去の活動を振り返ることにしか使っていませんでした。けれど、タイムコーディネート手帳を使うことによって、理想の未来を実現するために「今、何をするか」の視点で毎日を過ごせるようになりました。
会社員時代も専業主婦時代も、こんな未来にしたいという思いはありました。でも、頭の中で思い描いただけ。今回手帳を使ってみて、「どうりで無理だったわけだー!」と気づきました。
叶えたい未来があるときは、思いを言語化、可視化し、日々の活動にまで落とし込むことが大事なのだな、と。それを1冊にまとめることができるのがタイムコーディネート手帳です。
吉武麻子よりワンポイントメッセージ
バッファを取ったり、自分との打ち合わせ時間を確保するのって意外とできている人は多くないんです!
その必要性にいち早く気づいて下さったからこそ、家族も大事に、妥協のない働き方を構築していくことができましたね!
タイムコーディネート手帳のワークショップも活用くださり嬉しかったです!
この度は、素敵なお話をありがとうございました。