やりたいことがあるのに時間がない!を解決する整理術 

一度きりの人生、やりたいことを思い切りやって、充実したものにしたいですよね。けれど、「やりたいことはたくさん頭の中にあるのに、それを実現する時間がない!」そんな悩みをお持ちの方が多くいらっしゃいます。

この悩みを解決するには、やりたいことそのものと時間の2つの側面から整理をする必要があります。

今回は、「やりたいことはたくさんあるのに、時間がない!」とお悩みの方が、今すぐ実践できる整理術についてお伝えします。

目次

やりたいことは時間がないとストレスの原因に

やりたいことがたくさんあるのは、とても幸せなことですよね。

けれど、頭では「やりたい」と思っていても、実際にそのやりたいことができていないと、どうなるでしょうか。そう、ストレスを感じてしまうのです。幸せなはずの状況にストレスを感じてしまうなんて、とてももったいないことです。

「やりたいことはとにかくやってみよう!」それくらいの気軽な気持ちでチャレンジしたいものです。そのためには、やってみる時間を確保する必要があります。

そもそも、たくさんあると感じている「やりたいこと」。実際にはいくつあるのかを把握できていますか。

日々のことで精一杯な毎日を過ごしている方も多いはずです。そのような状況で、「やりたいこと」が曖昧に頭のなかにあるだけでは、それを実現する時間は永遠にやってきません。「時間ができたらいつかやろう」と言っている限り、そのいつかは来ないのです。

では、どうすれば良いのか。整理をするのです。整理の対象は二つあります。一つは「やりたいこと」、そしてもう一つが「時間」です。

まずは「やりたいこと」の整理からしていきましょう。

やりたいことは行動ベースで書き出して「時間がない」を解消する

やりたいことを整理するために、ご自身のやりたいことを具体的に行動ベースで書き出してみましょう。

行動ベースで書き出すことには3つのメリットがあります。

やりたい気持ちが本心かを見極められる

行動ベースで書き出すと、自分ごととして実感しやすくなります。

頭の中ではやりたいと思っていたとしても、いざ自分が行動している姿をリアルにイメージすると、「大してやりたいことではないかもしれない・・・・・・」と思う時もあります。逆に、「やっぱりやりたい!!」とやりたい気持ちが増すこともあります。

行動ベースでやりたいことを具体的に書き出すと、自分の本心が見えやすくなります。

やりたいことを実現する方法を見つけやすくなる

たとえば、「新しい情報に敏感になりたい」と思っていたとします。これは「書店で新刊チェックをする」という具体的な行動に置き換えることができます。

行動ベースで考えるときに、もう一歩踏み込んで、自分の普段の行動とどう組み合わせられるのかをあわせて考えてみましょう。

会社帰りに寄れる書店があるのか。
帰り道を変えれば寄れる書店があるのか。
休日に自宅近くの書店に行くのか。

自分の普段の行動とうまく組み合わせられると、その分、やりたいことが実現する可能性も高まります。

行動ベースでやりたいことを具体的に書き出すと、実現方法もあわせて具体的になるのです。

やりたいことに着手しやすくなる

やりたいことが頭の中にただ漠然とあるだけでは、「時間がかかりそうだから、時間ができた時にやろう」という思考に陥りがちです。

特に、やりたいことが壮大なものであればあるほど、実現へのハードルも高くなります。だからこそ、行動ベースで具体的に書き出すことが必要なのです。

以前から私は「教育に携わりたい」というやりたいことがありました。けれど、やりたいこととして頭のなかにあるだけでは、実現することは難しかったでしょう。

行動ベースで書くということは、漠然としたやりたいことをより具体化する、ということです。

「教育に携わりたい」というやりたいことを分解し、今の自分が行動できることを具体的に書き出したからこそ、壮大なやりたいことにも着手することができたのです。

やりたいことを実現するための具体的な行動がわかれば、着手もしやすくなり、実現可能性も格段に高まります。

「やりたいことがたくさんあって時間がない!」そう思うのであれば、まずはそのやりたいことを行動ベースで具体的に書き出しましょう。書き出すことで、やりたいことを見極め、実現しやすい方法を見つけることができるようになります。

やりたいことが整理できたら、行動に移すための「時間」を整理しましょう。

やりたいことはかかる時間の具体化で「時間がない」を解消する

どれだけやりたいことが行動ベースで明確になったとしても、実行に移す時間がなければ、そのやりたいことは実現しません。とはいえ、行動ベースで具体的にやりたいことが見えたことで、どのくらいの時間が必要かもイメージしやすくなっているはずです。

1日24時間という決まった枠のなかに、やりたいことを実行する時間は作れるでしょうか。やりたいことのすべてを一気にスタートすることはできません。まずは一つずつ取り組みましょう。

かかる時間を具体的に把握する

「これが一番やりたい!」と言えるものがあるのであれば、そこからスタートすると良いでしょう。それにはどのくらいの時間が必要になりますか。

単発で週に1回1時間程度で済むものなのか。
継続的に毎日1時間の確保が必要なのか。

それによっても対応策は大きく変わります。

必要な時間を可能な限り具体的にしていきましょう。

必要な時間を先に確保する

必要な時間がわかったら、その時間をブロックします。手帳やスケジュールアプリで予定が埋まってしまう前に時間を確保するのです。

「時間ができたら・・・・・・」では、永遠にやりたいことを実現することはできません。やりたいことを整理して残った、本当に自分にとってのやりたいことだからこそ、優先度高く時間を確保しましょう。

やらないことを決める

既に忙しい毎日のなかに、新たにやりたいことにかける時間を確保するには、やらないことを決めることも必要です。

・残業をしない
・惰性でスマホを触るのをやめる
・気乗りしない飲み会には参加しない

といったように、貴重な時間をやりたいことをやる時間に充てるために、やらないことも同時に決めましょう。

時間を整理するということは、時間の使い方に意識的になるということです。自分にとって本当に価値あるものに時間を使えるように、日々意識しましょう。そのためにも、まずはやりたいことを整理して、やりたい気持ちを腹落ちさせておくことが大事なのです。

まとめ:やりたいことができるポジティブな時間を積み重ねよう!

今回は「やりたいことがたくさんあるのに、時間がない!」という悩みを解決するために、「やりたいこと」と「時間」をいかに整理すれば良いのかについて、お届けしました。

人生は「今」という一瞬一瞬の時間の積み重ねでできています。

「やりたいことができない」というネガティブな時間ではなく、「やりたいことが少しでもできている」というポジティブな時間を積み重ねていきましょう。

やりたいことを具体的に行動ベースで書き出すこと、そして、やりたいことにかかる時間を優先的に確保することで、やりたいことが実現できる人生になっていきます。

やりたいことがたくさんある幸せを満喫しましょう!

文:吉武 麻子
編集:宮尾 多希

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