タイムコーディネート手帳は逃げずに自分と向き合える手帳 vol.35

ライフスタイルを自分ブランドにできるビジュアルブランディングで起業女性を支援している村井友起子さん。手帳が必要だと感じているものの、これまでは手帳ジプシーだったそうです。決められた使い方ではなく、自分オリジナルの使い方ができるようになったことで、手帳を楽しめるようになったという村井さんに、タイムコーディネート手帳を使ってからの変化について伺います。

※本記事は2022年12月13日にお送りしたInstagramライブ配信「タイムコーディネート手帳が私たちにもたらしてくれたもの」でのインタビュー内容を再編集したものです。

村井 友起子 さん

ブランディングプロデューサー

住宅デザイン事務所にて200棟以上の企画デザインに携わる。

長男出産後、夫の駐在に帯同し、インド・ニューデリーで4年半、アメリカ・ニューヨークで2年間過ごす。帰国後は、パーティープランナーやアイシングクッキー講師として活動。

日々の暮らしを発信するなかで、ライフスタイルを見てファンになってくれる人がいること、自分のライフスタイルそのものがブランディングにつながることを実感。現在は、主に個人事業主・経営者の女性向けにブランディングプロデュースを行っている。

Instagram:https://www.instagram.com/muraiyukiko.gc/

目次

正しい使い方にとらわれて手帳ジプシーに

吉武 麻子(以下、吉武):時間や手帳の使い方にどんな悩みをお持ちでしたか?

村井友起子さん(以下、村井):手帳は毎年買っていますが、1年間使いきったことがありませんでした。数カ月経った頃には、自分の字の汚さにうんざりして(笑)。サイズが小さいとか、少し気になることがあると使うのをやめたり、買い替えたりしていました。

とはいえ、スマホだけではスケジュールの全体感が把握できないから、自分には紙の手帳が必要だということはわかっていました。けれど、なのに、手帳ジプシー。これが悩みでしたね。

吉武:スマホは「今」のスケジュール管理には向いているけれど、スケジュールを俯瞰したり、先を見通したりするには紙の手帳が向いているように思います。

村井:タイムコーディネート手帳はバーチカルが24時間表記ですよね。これが使いやすいな、と思いました。24時間の欄を丸々使うわけではないけれど、寝ている時間帯のところはフリースペースとして使うなど、カスタマイズできるのが使いやすいです。

今まで手帳が続かなかったのは、「正しく使わなくちゃいけない」「全部書かなくちゃいけない」とか、「目標は壮大じゃなくちゃいけない」といった、「べき・ねば」にとらわれていたからだと思います。

完璧を目指さなくなったら手帳を楽しめるようになった

村井:麻子さんが「全部を書かなくいい」と言ってくれたおかげで、手帳を使うのがとても楽しくなりました。キレイな完成形を目指さなくてもいい、と思えるようになったんです。

以前はうまく使えなかった『3カ月プロジェクトシート』を今は使えるようになっています。『VISION逆算シート』はまだ言葉がフワッとしています。けれど、途中でしっくりくる言葉がみつかるかもしれないし、来年はもっと具体的になっているかもしれない、そう思えています。使い続ければ、手帳をどんどん活用できるようになるな、と感じています。

吉武:すごく嬉しいです!手帳を新しく買うと、最初は意気込んで書こうとしますよね。けれど、目標と一緒で、最初にどれだけ意気込んでも、それはなかなか持続しません。続けられない自分にガッカリしてテンションも下がる。だから、余計に書きたくなくなる。最後には手帳を見たくもなくなって、新しい手帳に買い替える。そういう経験をお持ちの方は多いと思います。

村井:「『VISION逆算シート』はしっかりすべてを書きましょう!」と言われていたら、私は無理でした(笑)。壮大なビジョンがある人や最初からビジョンがしっかり固まっている人もきっといますよね。けれど、私のようにそうじゃない人もいると思うんです。ハードルを下げてもらえたからこそ、手帳を楽しめるようになりました。

手帳は「発展途上」くらいがちょうどよい

吉武:タイムコーディネート手帳の使い方見本はみなさんの書き方の参考になるように、私もしっかりと書いています。けれど、普段からあんなに書いているかというと、そんなことはありません。

手帳は1年でうまく使えるようになろうと思わなくてもいいと私は思っています。徐々に徐々に、年単位で「今年はここがうまく活用できるようになったな」そんな風に感じてもらえたらうれしいです。

村井:私も、『5つの「私」役割シート』を見て、最初は手が止まりましたね。「理想ってなんだっけ・・・」となっていました(笑)。

吉武:そうですよね。確かに何の説明もなく手帳を開くと、重く感じるかもしれません。けれど、『5つの「私」役割シート』や『VISION逆算シート』でなんとなくでもいいから自分がどんな人生を送りたいのかを確認する。そして、自分が望む生き方を実現するために必要なことを『3カ月プロジェクトシート』に落とし込みます。それを実現するために、実際に日々何をするのかをウィークリーに書き込む。すべてが繋がっているんですよね。

理想をガチガチに固める必要はありません。だけど、こうやってすべてが繋がっていることを意識できると、時間の使い方は変わってきます

目標は途中で変わることもある

村井:途中で目標を変えたらダメだ、という思い込みも手帳を使いづらくしていた要因のひとつだと思います。

吉武:そうですよね。大切なのは何をやりきるか、ですよね。

村井:最初の目標設定がそもそもズレている場合もありますよね。ズレていたと気づいたときにその目標を手放せるかどうかが大事だと思います。

吉武:私も本当にそう思います。ゆきこさんは切り替えるのは得意ですか?

村井:はい。違ったと思ったら、すぐに捨てます(笑)。

吉武:かっこいいですね!

村井:捨てられるからこそ、最初の目標設定を難しく感じるのかもしれません。

吉武:確かに、捨てられるからこそ、捨て続けて目標が定まらないこともありますよね。

村井:そうなんです。昨年は目標設定にすごく悩みましたね。

手帳が書けないときこそ自分に向き合うとき

吉武:今年はゆきこさんに迷いがないようにお見受けするのですが、それはなぜかご自身でお分かりですか?

村井:紙に書いている効果だと思います。自分の手で紙に書くと、すごく頭のなかが整理されるんですよね。「私が目指したいところはどこだっけ?」「私にとっての幸せはなんだっけ?」という問いは、デジタルでクリアにすることはできませんでした。

スケジュール管理だけなら、スマホは通知してくれるし、情報を別の誰かとも共有できます。けれど、頭のなかを整理するにはやっぱり「書く」ことが効果的でしたね。

吉武:特に起業している場合、「迷いがない」というのは大事ですよね。迷いがあるまま発信していても無理があるし、それはやっぱり人に伝わるものだから。

村井:一貫性が大事ですよね。

吉武:ブランディングにもまさに繋がりますよね?

村井:ブランディングもビジュアルを整えるのは最後の最後です。そこに辿り着くまでの過程でいかに自分としっかりと向き合えるかが大事になります。

そう考えると、手帳が使えないときは、自分と向き合えていないときなんだと思います。向き合いたくないときなのかもしれません。

「今月は全然うまくいかなかったな・・・」そんなときもあると思うんです。そのときに、その「うまくいかなかった」という事実にしっかりと向き合えるかどうか、ですよね。事実から目を背けてしまうと、段々と手帳を見ることもつらくなります。

たとえば、『5つの「私」役割シート』もなかなか書けないと、向き合うのは辛いんです。すごく嫌になるけれど、それでも向き合う。「今の自分は理想が言語化できない」という、その事実に向き合うことが大事なんだと思います。そうやって逃げずに書いてみることで、得られるものは必ずあります

小さな「できた!」で自分を肯定できる

村井:目標も別に仕事だけじゃなくていいですよね。体重とか、お金のこととか。現実を見たくないことにもまずは向き合ってみる。逃げずに向き合って、手帳に書いてみたら達成した、この経験が大事だと思います。

吉武:スケジュールをめいっぱい詰め込んで、あれもこれもって自分に無理を強いる人がすごく多いです。そんな人にこそ、小さくていいから、「できた!」を実感してほしいですね。その小さな成功体験は自分を肯定できます。そうすると、「これでいいんだな」って肩の力が少し抜けると思うんです。生きやすくなると、時間の使い方も変わってきます。

時間の使い方は自分の価値観が反映されるものだから、自分が自分自身を肯定できていることがすごく大事ですよね。

余白は余白のままで楽しむ

村井:「忙しい」と自分が思ってしまうと、自分に小さなできた!を経験させてあげられる余裕がなくなってしまいがちですよね。けれど、バーチカルを見ると、意外に隙間はあるんです。私は隙間だらけでした(笑)。

けれど、別にその隙間を埋める必要はないですよね。自分と向き合う時間が必要だからこそ、「自転車で海に行って考えよう」なんていうこともできるわけです。余白を埋めずに、楽しめるようになりましたね。

吉武:いいですね!今までの時間管理は、いかに隙間を作るか、その隙間をいかに効率的に埋めるかを考えるものでした。そのまま隙間を埋めない使い方を自分にOK出せるようになる、というのも大きな変化ですよね。

村井:あと、麻子さんが「まずは睡眠時間や自分時間を先に確保しましょう」とおっしゃっていて、「なるほど、そういうことか!」と思いました。

それまでは、私にとっても隙間=埋めなくてはいけないもの、でした。だから、隙間時間ができたら「投稿はできるな」と考えていたんです。それが、「自分時間を大切にしていいんだ」と思えたことは大きな転換点になりましたね。

最適バランスは「今」の自分が決める

村井:「人をマネる必要はない」と言ってくれたことも大きかったです。

麻子さんのマネをする必要はないし、周りのすごい人のマネをする必要もない。自分の軸を見つけて、手帳だって自分オリジナルの使い方をすればいいんだ、と思えました。

吉武:そうなんです。タイムコーディネート手帳はカスタマイズしやすいように、シンプルにしています。よく使い方のご質問も受けますが、ご自身が心地よければどんな使い方でもいいと私は思っています。この使い方が正しいのか、正しくないのか、といった白黒思考は手放してほしいんです。

大切なのは、手帳の正しい使い方を習得することではなく、自分にとっての心地よさに辿り着くこと。だから、自分オリジナルの使い方をしてくださっているのは、私も嬉しくなります。

「睡眠時間や自分時間を先に確保しましょう」と私はお伝えしています。これはタイムコーディネートの考え方でとても大事にしていることです。ただ、もし今、ご自分がビジネスをがんばることの優先度が高いのであれば、「期間限定でここはがんばる!」でいいんです。自分の意思で時間の使い方を決める、ということが大事。

一度決めたら、死ぬまでこのバランスでやらなくちゃいけないわけじゃありません。「今、自分はどうしたいのか?」をやっぱり自分と向き合って、自分で決めていくしかありません。

村井:本当にそう思います。同じ働くママであっても、いろんな価値観があるし、年齢も違うし、パパがいる・いないも違うし、全然違いますよね。「働くママ」と一括りにはできないですよね。

吉武:できないです。時間の使い方も手帳の使い方もオリジナルでいいんです。

自分にとっての心地よさをまずは理解すること。そして、24時間という枠のなかで、その心地よさをどう自分がプロデュースするかを楽しんでもらえたら嬉しいです。

タイムコーディネート手帳はこれまで手帳が続かなかった人にオススメ!

吉武:タイムコーディネート手帳はどんな方にオススメですか?

村井:自分のスケジュールはもちろん、自分のやりたいことや理想が可視化できていない人には特に使ってほしいです。私はタイムコーディネート手帳を使って、そこがクリアになりました。

私のように、手帳に苦手意識がある人にもオススメですね。タイムコーディネート手帳はワークショップもあるので、ぜひ活用してほしいです。紙に書くことで得られるものが本当に多くあるので。

吉武:書き出せば書き出すほど、「あー、あれもあったな」と思いつくこともありますよね。今、やろうとしているタスクを全部頭のなかから出してみると、それだけでもスッキリします。あとは、自分にとっての「心地よさ」ですよね。タスクと心地よさ、この2つに書くことを通して向き合うと、地に足が着いた無理のない進み方ができます。

村井:忙しいと感じている人が多いからこそ、手帳を通して「余白」のある暮らしを体感してもらいたいな、と思います。

吉武:ありがとうございます!最後に、ゆきこさんのお仕事についても聞かせてください。ゆきこさんはよく「外側を整えるのは最後だよ」というお話をされていますが、やっぱりその整え方のセンスがすごく素敵ですよね。そのゆきこさんの素晴らしいセンスにぜひみなさんにも触れてもらいたいです。情報はInstagramで拝見できますか?

村井:はい。Instagramでは、ライフスタイルを”自分ブランド”にする方法を発信しています。ご提供しているサービスについてもご案内しているので、興味のある方は一度ご覧いただけるとうれしいです。

村井 友起子さん Instagram
https://www.instagram.com/muraiyukiko.gc/

吉武:今日は本当にありがとうございました!

村井:こちらこそ、ありがとうございました。

インタビュアー:吉武 麻子
編集:長谷部 敦子

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