タイムコーディネート手帳は心地よい頑張り方ができるようになる手帳 vol.34

理学療法士からヘルスケア起業コーチへと華麗な転身を遂げられた小林しおりさん。仕事が大好きだからこそ、ついついタスクを詰め込みがちだったそうです。タイムコーディネート手帳を使い、ただがむしゃらに頑張るのではなく、心地よい頑張り方ができるようになったという小林さんに、その変化について詳しく伺います。

※本記事は2022年12月9日にお送りしたInstagramライブ配信「タイムコーディネート手帳が私たちにもたらしてくれたもの」でのインタビュー内容を再編集したものです。

小林 しおり さん

ヘルスケア起業コーチ

理学療法士として誇りを持って働いていたが、出産・子育てとの両立に悩み退職。2人目の妊娠を機に、異業種で在宅起業。1年半で年商1,000万円を達成する。

その後、ヘルスケア事業への想いが再燃。市場調査をするなかで、世の中にすばらしい価値を提供しているヘルスケア事業者が多くいること、また、実力があるにも関わらずビジネスがうまくいっていない事業者が多いことを知る。

これまでの自身のビジネス経験をもとにヘルスケア起業コーチとして活動することを決意。現在は、「あなたとお客様の健康をかなえたい」をミッションに、ヘルスケア事業者のビジネス基盤構築をサポートしている。

Instagram:https://www.instagram.com/shiori_mamashealth

目次

クライアントの夢を奪う存在にはなりたくない

吉武 麻子(以下、吉武):タイムコーディネートを知る前に、しおりさんはどんなことで悩んでいらっしゃいましたか?

小林 しおりさん(以下、小林):私には未就学児の子どもが3人います。ヘルスケア起業コーチとしても、クライアントさんたちがたくさん来てくださっています。すごく充実していて、楽しい毎日ではあるのですが、反面、どうしてもやることはたくさんあるんですよね。

そんな環境にいるので、予定やタスクを詰め込んでしまうことを長くやめられずにいました。「まぁ、できるだろう」と思ってしまって。でも、「私自身がもっとゆとりのある暮らしをしていないと、クライアントさんたちの夢がなくなるのでは?」と思うようになりました。

吉武:それで、タイムコーディネート手帳を使いはじめてくださったんですね。

小林:はい。麻子さんが「時間を一生懸命管理して、やっと見つけた隙間時間にまたタスクを詰め込むなんて、疲れちゃう」といったお話をされていて、グサッと刺さりました(笑)。これまでは、隙間をいかに仕事時間として上手に使うかを頑張っていたな、と感じたんです。

私にとっては仕事も半分趣味みたいところがあって、好きでやっていることだから、全然嫌ではなかったんです。けれど、やっぱり脳は疲れますよね。「これって、本当に効率のよいやり方なのかな?」という疑問はずっとありました。

「時間は命」という思いは私自身も以前から持っています。「今」の積み重ねでしか「未来」はない、ということを考えているときに、タイムコーディネートの概念を知って、とても共感しました。概念に惚れた、というのがタイムコーディネート手帳を手にした一番の理由ですね。

吉武:ありがとうございます!

私も仕事が大好きだからやりたいし、楽しいからどんどんやってしまいます。今はオンラインで仕事ができるから、場所に縛られずにいくらでもできてしまうんですよね。

短期間であればそれでもいいけれど、しばらく経つと息切れしてしまいます。たとえば、普段だったらできたであろう丁寧なフォローができなくなったり、ケアレスミスが発生したり。そういう状況になると、自分だけではなく、自分の周りにいる方たちも一緒に時間に追われて、切羽詰まった感じになってしまうんですよね。

特に、起業をされている方は、ある程度基盤が整うと、周りのためにも自分が整っていることがいかに大切かに気がつきます。そのタイミングで、タイムコーディネート手帳を手に取ってくださる方が多いです。

アナログ手帳だからこそ「今」を見失わなくなった

小林:私は元々、GoogleカレンダーやChatworkで自分の予定やタスクを管理していました。だから、内容を確認するにはスマホやパソコンを開く必要があります。タスクを確認するつもりが、別の通知に反応して、「やらなきゃ!」となってしまうことも多かったんです。タイムログを取っているはずが、いつの間にか別の仕事していた・・・なんてことも結構ありました。

吉武:デジタルゆえの落とし穴ですね。

小林:そうですね。デジタルだけで管理していたときは、立てた予定と違うことをしてしまっても、「あぁ、またやっちゃったな」くらいにしか思っていませんでした。それが、タイムコーディネート手帳を使うようになってから、「今」にすごく集中できていることに気がつきました。手帳は開いて、置いておくだけ。今、必要のない他の情報は目に入りません。

私は、前日に翌日の最終スケジュールを確認して、どこで何をやるかを計画して一日を終えるようにしています。そんな自分と向き合う時間でさえも、以前はあちこちに意識が散っていました。それが、今はすごく集中してできるようになったんです。時間を見失わなくなってきたのが大きな変化です。

ログを取るだけで終わらせず次に生かす

小林:時間の使い方のログを取ることを麻子さんもオススメされていますが、私もクライアントさんたちにお伝えしています。ひとつひとつやることを小分けにして、それにどれくらいの時間がかかるかを見積もって、実際はどうだったかを検証しましょう、と。

でも、今まではそのとき手元にあるものに書いていたんです。それが、タイムコーディネート手帳には見積り時間と実際にかかった時間を書くところがあるんですよね。記録としてちゃんと残っているから、せっかく取ったログが無駄になりません。ちゃんと見返して、次に生かせている実感が持てています。

自分の記憶に頼らず、タイムコーディネート手帳にすべてアウトプットできるから頭の容量も空く、ということを実感しています。「この1冊があれば、私は忘れても大丈夫!」そう思えるようになったことも大きな変化です。

吉武何にどれくらいの時間がかかるかという見積りが本当に、本当に、ものすごく大事なんですよね。そこさえ掴めれば、計画倒れはなくなります。どんどん計画通りに進められると、達成欲が満たされて行動力も加速しますよね。

しおりさんがおっしゃってくださったように、脳内メモリには限りがります。そのメモリを小さなことで使ってしまっていたら、重大な決断ができなくなってしまいます。パフォーマンス力も落ちるし、すごくもったいない!

だから、タイムコーディネート手帳には、見積り時間やかかった時間がかける欄もタスク欄に一箇所にまとめています

小林:そこが本当に私の激推しポイントです!タスク欄を見たときに「私のために作ってくれたのかな?」と思ってしまったくらいです(笑)

吉武:そう思ってくださるのは、すごくうれしいです!

詰め込み思考から手放し思考へ

小林:クライアントさんには毎週の週報をオンラインで共有してもらっています。ただ、私が自分の時間を振り返るときには、タイムコーディネート手帳のウィークリーで十分なんです。1週間分のスケジュールとタスクの達成率がすでに書いてあるので、ページをあちこちめくらなくても振り返りができるので、すごく効率がよいです。

そして、何より「手放し」の欄があるのがよいですよね。

吉武:わー、すごくうれしいです!

小林:今までは、どうやって詰め込むか、いかに自分ひとりでやりきるか、ばかりを考えていました。けれど、「このままではいけないから手放さないと・・・」と思って、スタッフや外部の方にお願いしはじめた時期に手帳を使いはじめたんです。手放しの欄があることで、人にお願いするかどうかの判断がすごく速くなりました。

吉武:ウィークリーページをすごく活用してくださっていますね。

小林:いつも私のためのページだと思っています(笑)

吉武:ありがとうございます!「手放し」もタイムコーディネートではとても大切にしています。

時間がないというのは、24時間というコップの容量に対して、やることが溢れてしまっている状態です。そんなときには、そもそもそのコップに何を注ぎたいのか、つまり、自分にとって本当にやりたいことにフォーカスすることも大切です。そうしないと、コップは満杯なのに、心は満たされない、ということになってしまいます。

コップの容量は限られているからこそ、今コップに注ごうとしているもののなかで、自分にとって本当は注ぐ必要のないものは手放していく必要があります。手放す対象は「タスク」だけではなく、いろいろな「思い込み」もです。

たとえば、「お金第一主義」という思い込みがあった場合、隙間時間に仕事をギュウギュウに詰め込んで、ずっと時間に追われることになるでしょう。けれど、お金は使っても取り戻すことはできるけれど、時間は絶対に取り戻せません

自分には本来必要ではなかった価値観や思い込みを手放せると、より自分にとって心地よい時間を生み出せます。

人生を豊かにするために役割を見直す

小林:私は「馬力があるよね」と人から言われるんです。割と頑張れてしまう。頑張るとできちゃうし、好きだからできちゃうんです。そして、自分ができることを手放すのって勇気がいるんですよね。

でも、自分ができているがゆえに、犠牲になっているものはないのかな?という視点で時間の使い方を見直してみました。そのときに役に立ったのが『5つの「私」役割シート』です。

仕事がすごく好きだし、使っている時間を考えても仕事がメインになりがちです。けれど、『5つの「私」役割シート』を最初に書くことで、「私はなんのために生きているのか?」という根幹から考えられました。

個人の「私」も、母である「私」も、妻である「私」も大事だし、そこが満たされているからこそ人生の豊かさにつながるということを最初に認識できました。だからこそ、納得して「手放し」ができて、その生まれた時間をゆったりと過ごすことに変えていけたように思います。

吉武:そうなんですよね。今までの手帳は、タスク管理やスケジュール管理に特化しているか、逆に、どうやって生きていきたいのかにフォーカスしているか、そのどちらかに分類される印象です。その両軸が入っているのがタイムコーディネート手帳なんですよね。

「自分にしかできない」は思い込みかもしれない

吉武:どう生きたいのかは大事です。そこがないままに時間管理をしていたら、もう辛くて仕方がなくなってしまいます。

まずは、「どう生きたいか?」からはじまって、「だから今はこれをやる」といったように、目的とタスクが繋がっている実感は大事にしたいですよね。とはいえ、繋がっていればそれでいいわけでもありません。

私たちは仕事だけをがむしゃらにやればよいわけではなくて、いろいろな役割があります。そのいろいろな役割の自分も充実してこそ、仕事のパフォーマンスも上がることを考えると、いろいろな役割の自分で過ごせる時間が必要になります。そのための「手放し」なんですよね。

これは大事なことだから・・・と自分が握りしめてやっているけれど、実はそこまで成果が出ていなかったり、実はそんなに優先度が高くなかったり。そういうものを手放すことも大切です。自分が目指す方向性と現実を照らし合わせて、そのギャップをどう調整していくのか。そこに「手放す」という選択を入れてほしいと思っています。

タイムコーディネート手帳を使いはじめて、変化を感じていらっしゃることはありますか?

小林:私は元々書くのが好きで、手帳も手書き派でした。けれど、仕事は他の人と遠隔で一緒にやることがすごく多いんです。だから、オンライン上でやり取りできるとすごく便利なんですよね。でも、デジタルが便利だったとしても、まずは自分にフォーカスするためにアナログ手帳を取り入れられた。そして、手帳時間を取り入れられたことも変化ですね。

麻子さんが「手帳を使いこなさそうと思わなくていい」とよく言ってくださるじゃないですか。なので、気軽に向き合えています。ご飯を食べたあとに1分間、手帳に向き合うだけで、ちょっとスッキリするんです。脳が整理されて、効率がよくなることを実感できています。

自分が使える時間を把握するために手帳を使う

吉武:デジタルはデジタルですごくよい部分があるので、そこは併用して活用していただけたらな、と思っています。とはいえ、長期的な視点はデジタルだと少し難しいんですよね。

デジタルツールとタイムコーディネート手帳を両方使ってくださっている方は多いです。手帳は自宅に置いておいて、理想の未来から今を考えるときに使う。日々のスケジュールやタスクの管理はデジタルツールを使う、という方が多いですね。

小林:私もクライアントさんとの細かいスケジュールはやっぱりGoogleカレンダーを使うほうが便利です。だから、手帳には誰とセッションをどこでやる、といった細かいことは書きません。手帳は自分の持っている時間を把握するために使っている感じです。

吉武:すごくよい使い方ですよね。クライアントさんのことはデジタルで細かく管理する。手帳では、自分のことにフォーカスして、自分がやりたいことに使う時間や未来のための仕事時間をどこで取るかをチェックする。そんな風に使えると、「時間ができたらいつかやろう」で大事なことを後回しにすることはなくなりますよね。

小林:そうなんです。

吉武自分の時間がちゃんと見える化できるというのは大事なポイントですね。

心地よい頑張り方で軽やかに前に進もう

吉武:実際に使ってみて、タイムコーディネート手帳はどんな方に使っていただくのがオススメだと感じられますか?

小林:一番は詰め込みすぎている自覚がある人、ついつい頑張ってしまう人に使ってほしいですね。頭のなかがいっぱいで、煩雑になっている人には、外部メモリに落としていきましょう、ということをずっとお伝えしてきました。タイムコーディネート手帳はその外部メモリとして機能がバッチリですごく使いやすいです。だから、詰め込みすぎる人、手放せない人、自分の思い通りにスケジュールが進まない人にオススメしたいです。

吉武:大共感です!「これもあれも全部私がやるべきことー!」と、いろいろなことを抱え込んでしまっている人が多いですよね。

自分の時間を見える化して、まずは自分の時間が限られていることを自覚してほしいです。そこに気がついたら、自然と手放すというところにも意識が向くと思うので。

小林:はい、私もすごく共感します(笑)

吉武:最後にメッセージをいただけますか?

小林:はい。私は起業して4年になります。これまで、時間に追われていることが本当に多かったです。自由になりたくて起業したはずなのに、自分で自分の首を絞めていたんですよね。成果は出ていたけれど、「あれ?思っていたのとは違うな」というところが、やっぱり所々でありました。

自分の心からやりたいことをビジネスでできているからこそ、24時間以上のことをしようとしていたところもありました。頑張ることもときには大事だけれど、その頑張り方が心地よいかというところが大きな判断基準になると思います。

今と未来を大事にしたい方はぜひタイムコーディネート手帳で、自分と向き合ってほしいです。心地よい時間を送ってほしいな、と思います。

吉武:ありがとうございます。しおりさんが提供されているヘルスケア起業コーチに関心がある方はどこで情報を得られますか?

小林:Instagramで、医療職・イントラなど健康サポート系の方へ今ある資格・スキルで選ばれる方法を発信します。関心のある方はぜひ一度ご覧いただければと思います。

小林しおりさん Instagram
https://www.instagram.com/shiori_mamashealth

吉武:しおりさんの貴重なお話を伺えて、すごくうれしかったです。ありがとうございました。

小林:ありがとうございました!

インタビュアー:吉武 麻子
編集:長谷部 敦子

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