タイムコーディネート手帳は自然と理想に近づける手帳 vol.40

ホリスティックヘルスコーチ/ビジネスコーチとしてご活躍のCocoさん。2017年から2019年には世界一周、2021年から2022年には日本一周のバンライフを満喫。そんな軽やかに人生を楽しむCocoさんにも頑張り過ぎて無理をしていた時期があったそう。タイムコーディネート手帳を使ってからの変化について、タイムコーディネート手帳プロジェクトメンバーのあまのゆうこがお話を伺いました。

※本記事は2022年12月21日にお送りしたInstagramライブ配信「タイムコーディネート手帳が私たちにもたらしてくれたもの」でのインタビュー内容をもとに、再編集したものです。

Coco さん

株式会社wellcome 代表
ウェルネス・ビジネスコーチ

総合商社の財務業務を経験後、幼少期からダンスや歌などの表現に興味があったことから、演劇学校でメソッド演技を学ぶ。芝居を学ぶ過程で、自分自身と深く向き合うことが多く、心身の繋がりや健康に興味を持つ。

その後、2014年にロンドンにてヨガインストラクター育成講座に参加、NY発祥のホリスティックヘルスコーチの資格を取得。2020年に、文部科学省後援「健康管理能力検定一級」・「健康管理士一般指導員」取得。

ホリスティックヘルスコーチとして、広い視野から心身そしてライフスタイルを整えるサポートを行う。現在は、自分の想いを軸に、自己表現しながら社会貢献したいという方々へのビジネスサポートを行っており、新たに愛情ベースのコーチング講座や次世代リーダーに向けてのウェルネス講座を開講予定。オンラインサロンなどのコミュニティ運営やリトリートやイベントも定期的に主催している。

Instagram:https://www.instagram.com/kanakococokurihara/

目次

やりたいことでスケジュール帳が真っ黒に

あまのゆうこ(以下、あまの):Cocoさんがタイムコーディネートを知る前に困っていたことを教えていただけますか?

Cocoさん(以下、Coco):はい。たくさんあったとは思うんですが、すぐに思いついたのは、「予定を詰め込み過ぎていた」ということですね。

私が提供しているのは頑張り屋さんに向けてのサポートなんですが、元々は私自身もその気質が強かったんです。だから、やりたいことを限られた時間のなかに無理に詰め込んで、全然余白が無い状態でした。

あまの:隙間時間がないくらいに仕事を詰め込んでいた、ということですか?

Coco:そうですね、本当にスケジュール帳が真っ黒でした(笑)。当時は、ビジネスを構築していた時期だったので、特別な時期だったから・・・というのもあると思います。とはいえ、もともといろいろなことを詰め込みやすいタイプでした。

ほしい未来をクリアにイメージする

あまの:私はいまだに詰め込んでしまいそうになります。「減らす」ということに不安は感じませんでしたか?

Coco:それこそタイムコーディネートの考え方を参考に、自分のほしい未来をものすごくクリアにイメージしました。それができたから、安心して休めるようになった、というのはあるかもしれません。

あまの:予定を詰め込んでいたときは目指すものが複数だったのが、自分のほしい未来がクリアになったことで、やりたいことも取捨選択できたということでしょうか?

Coco:そうですね。少し違う言い方をすると、タイムコーディネート手帳のおかげで、長期的な視点が育ったのだと思います。

逆算思考で自分がブレなくなった

Coco:以前は、「今」を起点に計画を立てていたんです。その時々で、いいなと思うものを取り入れるので、振り回されているというか、一貫性がない感じが自分のなかにありました。

そこから、少しずつタイムコーディネートを実践していきました。中長期的なビジョンを自分のなかでクリアにした上で、計画を立てていく形に変えると、すごく落ち着いて優先順位がつけられるようになったんです。

自分の目指すものがブレないから、今、自分がすべきことにも迷わなくなりました。迷いがなくなったことで、すごく心の余裕が生まれたんだと思います。

あまの:タイムコーディネート手帳の『3カ月プロジェクトシート』を活用してくださったということですね。

Coco:そうです!

あまの:確かにそうですよね。体調が悪い日も、気分が落ち込む日もあるなかで、今の自分を起点に考えると、目標がブレてしまいがちです。『3カ月プロジェクトシート』を使って、あらかじめ目指すところを設定しおくことで、今の自分に過度に左右されずに前に進める感じですね。

Coco:はい、そうなんです。

余白がある方が仕事はうまくいく

Coco:タイムコーディネートと出会って、「バッファ(余白)」という概念を取り入れられました。ワーカーホリックだった私が、プライベートの時間や家族と過ごす時間を大事にできる自分になれたのが、一番大きな変化だと思います。

あまの:そうなんですね。

Coco:今、タイムコーディネート手帳を使って2年目ですが、1冊目と2冊目の中身を見比べてみても余白に一番違いがあります。

今の方が余白はあるのに、自分が提供していることや関わっている人は増えている、というのがすごく興味深いです。タイムコーディネート手帳を使ったからこそ、実現できた「今」なんだと思います。

時間の使い方を可視化して休み上手に

あまの:すごく大きな変化だったんですね。

Coco:そうですね。以前は、週に1日あるかどうかだった休みを、週に2〜3日は確保できるようになり、「休み上手になったな」と自分でも思います。「自分にやさしくがんばる」ことをクライアントさんにお伝えしている身として、その本質が自分のなかにもさらに浸透して、深いところから伝えられるようになっていることがとても嬉しいです!

あまの:余白をつくるために、タイムコーディネート手帳をどんな風に使ってこられたのかを教えていただけますか?

Coco:まずは『5つの「私」役割シート』に向き合い、「ありたい自分の姿」を多面的に見直しました。その後、『Vision逆算シート』で自分がなぜビジョンを実現したいと思っているのかを深掘りし、そのビジョンを実現するために何をするかを具体化していきました。

それから、仕事時間・インプット時間・プライベート時間をそれぞれ色分けして記入し、時間の使い方を視覚的にも把握するようにしたことで、よりありたい自分へ近づくことができたと思います。

タイムコーディネートできたからこそチーム化できた

あまの:ほかにも変化を感じたことはありますか?

Coco:少し前までプロモーション期間だったんですが、昨年の今頃は本当に一人で必死にやっていたんです。それが今年はチームで一緒にできたので、すごく楽しむことができました。

チーム化は「いつかできたらいいな」と思っていたことでしたが、私自身がタイムコーディネートできるようになったことで、想定以上に早く実現することができました。

あまの:プロモーションも仲間がいるからこそ、タスクも分担してもらえて、余白がうまれる。余白があるからこそ、楽しい気持ちが入り込む隙間ができたんでしょうね。

Coco:一人でやるのと、チームでやるのとでは、体感がもう全然違います。身体的にはもちろん気を張っているから疲れは感じます。けれど、精神面で「次はこれをやらなきゃ、あれをやらなきゃ」という焦りがないんです。そこをチームのみんなが支えてくれるので、私は目の前のことにエネルギーを注げるようになりました。

時間の扱い方に自信が持てると前に進みやすくなる

あまの:タイムコーディネートを知る前にチーム化をしていたら、また少し違っていたと思いますか?

Coco:そうですね。ビジネスをひとりではなく、チームでやりたいと思っている方、特にリーダーにこそタイムコーディネート力はすごく必要な気がします。

チームを創っていく過程で、やることは一時的に増えるんです。今まで自分がやってきたことを言語化して、人に伝える作業が増えるので。同じことをやろうと思っても、時間はかかるし、関わる人も増える分他の人とのコーディネートも必要になってきます。自分一人で考えればよかったことも多面的に考えなくてはいけません。そういうときに、時間の扱い方に自信があると、進むスピード感やプロセスの楽しみ方が変わってくることを実感しています。

あまの:チームのリーダーが今、何に集中しなければならないのかを明確にしておいてくれると、一緒にやるメンバーも悩む時間が減りますよね。

Coco:まさにそうなんです!さきほどお話しした未来への逆算思考は、関わる人が増えれば増えるほど必要なものだと思います。これができないと、みんなが同じ方向に足並みを揃えられないから。タイムコーディネートで逆算思考を身につけられていたのも、チームで楽しくやっていく上で、すごく大きな要素だったと思います。

タイムコーディネート手帳は欲張りな方にオススメ!

あまの:Cocoさんにとって、タイムコーディネート手帳はどんな方にオススメできる手帳ですか?

Coco:人生をもっと自分らしく楽しんでいきたい人にオススメできる手帳です。受講生さんもタイムコーディネート手帳ファンの方がたくさんいらっしゃいます。

あまの:うれしいです!

Coco:タイムコーディネート手帳は、『5つの「私」役割シート』で自分がどういう生き方をしたいのかをじっくりと考えた上で、長期プランから日々のToDoに落とし込むことが自然とできる手帳ですよね。

私もほしい未来や望んでいる形をクリアにした上で動き出すことができたからこそ、チーム化や沖縄移住、新しい講座のスタートを楽しみながら実現できたと思っています。

私のように仕事もプライベートも自分の夢も、全部叶えたい欲張りさんにはすごくオススメです。

あまの:ありがとうございます。本当にそうですよね。伝えたいことをCocoさんが全部話してくださった気がします。

たった5分でも自分と繋がれる時間を

あまの:最後に、Cocoさんのお仕事についても伺いたいです。講座も今はチームで運営されているんですよね?

Coco:はい。以前は、開催リクエストをいただいてももう対応できないくらい、私がひとりでめいっぱい講座を受け持っていたんです。けれど、今はタイムコーディネートのおかげもあって、頼れるチームメンバーがいるので、万全の体制で講座を運営できています。

あまの:講座の詳細などを知りたい場合はどうしたらいいですか?

Coco:講座やオンラインサロンの募集については、ご希望の方に優先案内を送らせていただいています。また、メルマガでも週一ペースで人生が軽やかに前進するコツをお届けしているので、ご興味のある方は読んでいただけるとうれしいです。

Cocoさん 優先案内・メールマガジン
https://lit.link/kanakokurihara

あまの:最後にひとことメッセージをお願いします。

Coco:そうですね。今は手一杯でなかなか先を考える余裕がない、という方もいらっしゃるかもしれません。そんなときにも、自分の感じていることや考えていることを一旦手帳やノートに書き出してみてほしいです。5分・10分その時間を取るだけで、時間の使い方はすごく変わります。ぜひみなさんも自分と繋がれる時間をもっていただけたらと思います。

あまの:素敵なお話をありがとうございました!

Coco:こちらこそありがとうございました。

インタビュアー:あまの ゆうこ(TCプロジェクトチーム)
編集:長谷部 敦子

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