たくさんのOKを重ねて叶えるタイムコーディネート手帳 vol.15

タイムコーディネート手帳ユーザーでインテリアデザイナーの中居綾さんに手帳を使ってみての感想やご自身の変化を伺いました。

「ちょうどいい塩梅」を見つけたい

ーータイムコーディネート手帳を使って叶えたい未来は何でしたか？

パラレルキャリアとして、昨年から個人の仕事もスタートをさせたところです。ひとまず、自分の中での暮らしの心地よさ、ストレスは少なめに。でも、緊張感は持ちながら日々を送る「ちょうどいい塩梅」を見つけたいと思っていました。

小さなゴールが自分を信じて励ますことにつながる

ーー叶えたい未来のためにタイムコーディネート手帳をどのように使いましたか？

①『近くをみる』こと
何にどれくらい時間がかかるのか、毎日どれくらいの時間を何に使っているのかを見える化。自分は何分で何ができるかを算出することで一日のキャパを把握。

②『すこし先をみる』こと
3カ月先の未来を書き出します。そして、3カ月後。未来の自分にたどり着いたとき、過去の自分(書いたときの自分)も見つめるようにしました。あんまり変わっていないようで、3カ月でけっこうできることが増えていました。しんどいと思っていたことも普通にできるように。小さなゴールをつくることで変化が明確になり、自分を信じて励ますことにつながりました。

「自分への宣言」に対してどう動くかをシンプルに捉える

ーーあなたにとって心地よい時間はどんな時間だとわかりましたか？

少し先のことでも、自分にとってキーポイントになりそうな予定を入れること。そこに向かってゆっくりと、帳尻を合わせていく感じが自分には合っているようです。

手帳は「忘れないために書く」メモ帳ではなく、自分への宣言。宣言に対してどう動くかシンプルに捉えるツールだと思います。やりたいことを書き出して一つずつ消していく、それを想定したキャパ内で収めていくことが小さな快感。

若い頃と違って、夜中にちょっと無理することが本当に無理だと気づいて…(笑)夜は寝る、と決められることができたのも手帳のおかげです。

自分のキャパシティが小さいことを認める

ーータイムコーディネート手帳を使う中でどんな変化がありましたか？

「けっこう自分のキャパは小さい」ということを認められました。できることは限られています。そのラインを知ることでストレスは軽減。いろいろできる！やれる！と思い込んでいたことを手放しました。

最初は自分との約束が守られないことにストレスを感じました。けれど、約束が厳しいだけだったと気づきました。だからこそ削いで磨いていくことが大事なんだと腹落ちしました。

夜中の作業を日常的にすることをやめ(たまに起きちゃったらやるけれど)、日常生活の中でどれだけのことができるかにチャレンジするようになりました。

タイムコーディネート手帳でセルフケアができるように

ーータイムコーディネート⼿帳を使っていなかったらどうなっていましたか？

こなせない予定にイライラしたり、はみ出したタスクを見ては「なんで私にはできないんだろう」と自分いじめを続けていたかもしれません。

小さな目標達成を喜べるようになったことは大きな変化です。

自分を守ったり助けたり、勇気づけたり慰めたり・・・。手帳でセルフケアをしようと思えたのは、麻子さんのお話を聞くようになってから。自分にムチ打って目標達成！みたいな考え方から卒業できたように思います。

タイムコーディネート⼿帳は時間の感覚を身につけたい子どもにもオススメ！

ーータイムコーディネート⼿帳をどんな方にオススメしたいですか？

子どもがもう少し大きくなったらすすめたいです。

時間の感覚を身につけることは、生きる上でとても大切なこと。

「この時間でここまでならできそう」とか「何月の何に向けてどうしていこう」と、ゴールまでの道筋を見える化する感覚を子どものうちから身につけられたらいいなと思います。

吉武麻子よりワンポイントメッセージ